楽喜癒球(らっきーいやしだま)こと【いやしだま】ができるまで

以前から炭製品を作っていましたが、今ほど炭そのものが受け入れられる環境ではありませんでした。炭を使ってなにか人が感動するような物をつくろう!!びっくりさせよう!ちいさな会社の大きな夢のはじまりでした・・

見わたせば周りは強烈な肩こりの人ばかり・・それをなんとかならへんか

そこに東洋医学の漢方医の先生の言葉と顔が浮かんだ

『人はあたためたらなんとでもなるんや』

そうやお灸や・火を着けたら熱く 燃える・小さいときうちの家は身体にいいと聞いたらにんにくやショウガを薄くスライスしてもぐさという薬草の上に乗せて火をつけてた。

火つけると最初はそうでもないけど、最後の方はめちゃくちゃ熱い、我慢の限界や~っての覚えてる。

あれは確かに効いたけど、火をつけたら動けず、匂いもつくし臭いし・・肩や背中は自分では無理

だけど中国伝来のお灸は立派な民間療法、薬局へいけば・・せん○○灸、ほかにもいっぱいある。聞いたら若い女の子にけっこう静かなブームとか・・・これなんとかならへんやろか ・・

火を着けずに熱くなるもの・・カイロか・・真似したらあかん

いま手元にある炭でお灸のモグサになるようなもの作れないだろうか

それからいろんな薬草集めてきては手を加える日々・・

これが延々続 く・・・

なんでうまくいかんのやろ・・・いけるやん!を繰り返し

ひとには「アホなことやめとけ」とひまじん扱いされた。

落ち込む・いや諦めるな!が続く日々。

薬品は使わない・自然のままで表現してひとが驚くようなもの「これはすごい!」が目標やった。

沖縄へ行ったときに地元で知り合った上原英也さんが何気なくくれた、沖縄の民間療法・使われた薬草・野草の分厚い本・・

野草は、生息するには崖の割れ目や日のあんまりチャント陽が当たらないようなところで困難な状況下で生きている。

特に乾燥した地面 のなかでしっかり強く強く根を張ってる・・それは強い。

他にも根っこや葉っぱまで力の満ちあふれた素材がいっぱいいっぱいあるやんか、それをまた、試す・・が続きました。

作り方の工夫はひとにやさしい暖かさを限界まで分 かってもらうこと。副作用がないこと。

身体のよくない部分だけを見て薬や手術で直していく西洋医学には疑問があった。からだ全体から血流や流れを調整してゆっくり自然治癒させる、からだを痛めることが少ない東洋医学の鍼灸には興味が深かった。

そんな時温さに加えて配合する素材よってはぴちぴちピリピリ針の感じも出てきた・・

素材を炭にしてできるだけ細かい粉にすること、そこで火を加えて練りもんにしていく ・手でかたちに仕上げること ここにも苦労の連続でした。

京都の祇園に手作りのかまぼこ屋がある、その職人の手さばきは、きれいでどれもいっしょ・・

むずかしいいまでも手でつくるため、分量 は違うことはないけど、よく見たら形はみなちがう・ それがええんと違いますか、機械でガチャガチャ作るんとちがって味がある

着けて温感の仕組みは、だれでもある体温と湿気(水分)が熱 源・体温・水分が温感刺激に変換する・自然のまんまそこで炭の遠赤外線が、からだに刺激を与え交換し続ける・・

これやと火もいらんし、電池もいらん、経済的やないの・・

それ持って行って人に試す・試す・なんか熱くなる、けっこう我慢できないほど熱くなる、 夏場の野外や風呂上がりは強烈にジンジン来た・・体温の安定した状態やと今までにない不思議なジワ~ジワ~が患部を暖めた。

そんな時、神戸の震災が関西を襲った、避難のための仮設住宅に救援物資と一緒に持って行った。

みんなほんまに喜んでくれる、水汲みや寒さからくる冷えや肩があがらんような症状が多かった、これが世のなかにでていく第一歩になった・・

そんなことしながら、少しずつお客様の笑顔が見えてくるようになり

「速効で数分で感覚がでるのがいいわ」

「こんなもの今までなかった・・すごい!」と言っていただけるように。

ようやく形になりました。これからこの商品を世の中に多く伝えること そんなことができる喜びを今感じてます。

どうぞ人よりも肩こりや腰痛がひど い方、からだが年中冷えるという方は、いちど我々の作品を使ってみてください。

ぜったいにぜったいに笑顔をふやして納得してもらえると思ってますよ。

 

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